歯の再生
体外培養で世界初、歯の再生に成功 日本歯科大の研究チーム 新潟日報 (2010.12.27)
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/18492.html
日本歯科大生命歯学部の中原貴教授(36)=新潟市出身=と同大学新潟生命歯学部の佐藤聡教授(48)らの研究チームが、歯の一部を使って歯を再生する培養方法の開発にマウスで成功した。
体外での培養は世界初で、日本口腔外科学会の最優秀賞を受けた。3年後をめどに人の歯でも完全再生できるよう応用研究を進める。人口歯根(インプラント)に代わる歯の再生医療につながると期待されている。
中原教授らは5年ほど前から研究に着手。今回は、マウスの歯冠(歯の先)を、人の歯根(歯の根)を包む膜の細胞をシート状にしたもので包み、試験管で培養した。
抜去歯由来の幹細胞にみる再生医療の未来 発生・再生医科学ホームページ
http://www.ndu.ac.jp/~t.nakahara/hajime.htm
本研究は、臨床応用が困難であった従来の歯の再生法とは全く異なり、臨床から容易に入手できる材料を用いて培養シャーレ上での歯根・歯周組織ユニットの形成を可能にした。従って、歯根と共に歯周組織の再生を可能にする本技術は、新たな再生医療技術として、無生物材料(金属チタン)では為し得なかった、強靭且つしなやかな歯根膜を備えた夢の再生歯インプラントを提供する、新しい歯の移植治療を実現する。
日本歯科医師会雑誌3月号、62(12)、21ー29、2010.より抜粋
その他、東京都歯科医師会雑誌、57(8)、3-10、2009.
・・・人の歯の応用が三年後!?(゜Д゜;)なんという歯科技工士つb・・・ゲフンゲフン
この技術が歯科医療に適用出来るようになったら、インプラントや入れ歯が合わないとか、メンテナンス等の問題が減るのでなるべく早く実用されてほしい技術ですね(^ω^)
技工士としては仕事が減りそうで大変恐ろしいですが・・・
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- 大名歯科の歯科技工士です。
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