大名歯科スタッフブログOHMYO BLOG
日本の技工士は歯科医療を支えれるのか?
前に、職業意識という記事を書きましたが、今回はその続編です。
若手技工士の離職率については前回の通りで、20代の実に7割の人間が、国家資格を取得しているのにもかかわらず辞めて行くという異常な事態にある。
逆に自営者の6割以上は、離職について「あまり感じない」「全く感じない」と回答している。これは同じ労働環境のなかでも、勤務者と自営者の職業に対する価値観の違いなのか?
また、こんなデータもある。時間外労働月80時間が過労死ラインと言われているが、自営者の実に8割がそれを遙かに超える長時間労働をしている。そのいわゆる一般社会の常識から大きく外れてしまっている技工士の現状。当事者は自覚しているのか?
若手が育たない今後、技工士不足はさらに深刻化してくることは間違いない。日本の技工士が減れば技工は海外に?それとも再生医療が急速に発展?日本の技工に未来はあるのか?
まずはすべてが輪になり繋がっていかないと先は無いのかもしれない。
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- 大名歯科の歯科技工士です。
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