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歯を失うだけに留まらない歯周病 2

歯周病が恐ろしいのは歯が抜けるだけではありません。歯周病と糖尿病には深い関係があります。歯周病菌が増えると、血糖値を下げるインスリンの働きを阻害するといわれています。20年間、糖尿病を患っていた人が歯周病の治療をしたら、内科医が驚くほど劇的に糖尿病が改善した例もあります。反対に糖尿病になると、歯周病の治りが悪くなる傾向があります。

近年は歯周病の進行で、歯周ポケットから歯周病菌が血液中に入り込み、動脈硬化を進めるのではないかと指摘されていたり、骨粗しょう症や関節リウマチとの関連も疑われています。歯周病の原因は、歯周病菌に弱い遺伝的体質やホルモンバランス、喫煙などもありますが、大半は歯についた汚れ、つまり口の中の衛生状態悪いことによるものですので、日頃のケアがとても大切ということです。

広島県三原市 大名歯科医院 歯科技工士 木原 義隆

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歯科技工士
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2018年6月20日 歯科技工士

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