大名歯科スタッフブログOHMYO BLOG
ホワイトニング 3
前回、ホワイトニングをして、徐々に元の色に戻っていくお話をしました。
今回は、前歯が被せ物である場合のホワイトニングについて考えていきたいと思います。
まずは、被せ物の特徴をお話します。
現在、保険適用の前歯は硬質レジン(硬いプラスチックのような材料)になります。
自費の治療では、ハイブリッドセラミック(レジンにセラミックの粒子を混ぜ込んだもの)とセラミック(陶器と同じ材料)があります。
セラミックにもいろいろな種類がありますがここでは割愛します。
まとめると、大きく分けてセラミックとレジンの2種類があることになります。
レジンとハイブリッドレジンは使っていくうちに、色がつきます。一度、着いてしまった色は、素材の中まで浸透するのでホワイトニングでは元の色に戻りません。
セラミックは上記のようなことはおきません。
たとえば、カレーを入れた陶器のお皿とタッパーなどのプラスチック容器を比較してもらうと、色移りするかどうかが想像しやすいかもしれません。
次回は、この被せ物の色が変化する事とホワイトニングの関係について、お話していきたいと思います。
広島県三原市 大名歯科医院 歯科技工士 木原 義隆
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