大名歯科スタッフブログOHMYO BLOG
動物の歯の話 おの5
リスが硬いクルミやドングリの皮を上手にむけるのは、一対のノミ状の門歯を持っているからです。門歯の裏側にはエナメル質がないため、内側が早く減り、その結果としてノミの刃のような形になります。
リスには犬歯はなく、前臼歯と臼歯がありますが、こちらは伸び続けるようなことはなく、年とともにすり減っていきます。門歯を含めて22本が、リスの歯の合計です。
門歯は一生伸び続けるため、常にすりへらして正常な長さにしておかなくてはなりません。放っておくと1年間に約20センチも伸びると推測されます
広島県三原市 大名歯科医院 歯科技工士 木原 義隆
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