がん治療と口腔ケア 4
今回はがん治療の「手術」における合併症のリスクを解説します。 がんの摘出手術は全身麻酔で気管挿管する際に、歯周病で歯が ぐらぐらしていると歯を痛めてしまったり、歯が抜けてしまうこともあります。 また口腔内のばい菌が唾液と…
がん治療と口腔ケア 3
前回、抗がん剤治療を例に挙げて、合併症になる メカニズムを簡単に説明しました。 がん治療には抗がん剤治療の他に、手術と放射線治療があります。 手術では術後の体力低下、放射線治療も放射線を当てた個所は やけどの様な粘膜炎を…
がん治療と口腔ケア 2
なぜがん治療で合併症がおこるのでしょうか? いまやがんは、検査による早期発見と、治療法の 進歩によって治る病気になりました。 一方で問題も生じています。治療法が進歩し効果が強くなることで 副作用による合併症に悩む患者さん…
がん治療と口腔ケア
がん治療を受ける患者さんが治療前に歯科で お口のケアをすることで、副作用による合併症 を減らすことができます。 現在、日本で2人に1人ががんになる時代です。 いざという時の為に知っておきましょう。 広島県三原市 大名歯科…
歯と入れ歯 10
日本の高齢者の数は世界でも類をみないほどの 勢いで増えています。 これから入れ歯が必要な方も増加していくことが 見込まれています。 そうした高齢者の自立した生活の下支えのために 歯科医院の役割は大きなものがあると思ってい…
歯と入れ歯 9
もしも歯が無くても、入れ歯を使うことで 転倒の防止にもなりますし、必要な栄養の摂取や 社交性・認知症予防などなど。効果はとても大きいです。 かみ合わせの良い入れ歯を使用することが重要になります。 広島県三原…
歯と入れ歯 8
歳を取っても自分の歯で良く噛めることは、 転倒防止や運動機能の維持、社交の意欲にも 関わってきます。 栄養の摂取の面でもメリットが大きいので、 若いころから歯の健康に気をつけることが、 将来寝たきりになることのリスクを下…
歯と入れ歯 7
前回、「転倒への恐怖感から歩くことが減少して 負のスパイラルになってしまう」という説明をしました。 歩けるうちに運動してリスクを下げることも大切ですが、 もうひとつ、よく噛める歯があることも転倒防止や栄養摂取 認知症予防…
歯と入れ歯 6
前回、「体力低下の悪循環を食い止めるためには」と お話ししましたが、特に転倒への恐怖感は日常の 生活動作をおこなう能力がまだあるのに、その活用を 避けてしまう大きなきっかけになります。 フレイルに早めに気付き、十分に歩け…