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歯がなくてもステーキを食べられる!? 本当に大事なのはアレだった!

2025年4月20日 大名歯科院長
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歯を何本か抜いたのに、普通に食事ができる人がいます。逆に、歯がすべてそろっているのに「うまく噛めない」と悩んでいる人もいます。これは一体どういうことでしょうか?

実は、「噛めるかどうか」は、単に歯の本数や見た目だけで決まるわけではありません。噛むという行為には、噛み合わせやあごの動き、舌の使い方など、さまざまな要素が関わっています。

例えば、70代の男性が上下ともに数本の歯しか残っていないにもかかわらず、硬いせんべいをバリバリ噛んで食べていることがあります。逆に、20代で歯がすべてそろっているのに、「肉を噛むと顎が疲れる」と言う人もいます。

また、子どもを見ていると面白いことに気づきます。乳歯が抜けて前歯がしばらくない状態でも、平気な顔で話したり食べたりしています。「歯がないと何もできない」という大人の常識とは、まったく違う世界です。不思議ですよね。

つまり、歯の本数が「噛める能力」に直結するとは限らないのです。むしろ、口の中全体のバランスや使い方のほうが重要なのかもしれません。


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