大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
その一口が歯を殺す――“前奥歯”を使わない食べ方が招く悲劇
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
食事のとき、あなたは最初のひと口をどの歯で噛んでいますか?いきなり一番奥の歯でガツンと噛んでいませんか?
実はその習慣、歯にとってかなり危険なんです。
奥歯は確かに力強く、食べ物を素早くすり潰すのに適しています。しかしその反面、とても鈍感。異物が混ざっていても気づきにくく、気づいたときにはもう遅い、なんてことも。特に一番奥の歯は歯折事故のリスクが高く、「噛んだ瞬間に歯が割れた」というケースも少なくありません。
対して、前よりの奥歯(いわゆる“前奥歯”)は感覚が鋭く、異常を早めにキャッチできます。力は弱いけれど、初動での“安全チェック”にはもってこいなのです。
つまり、まずは前奥歯でやさしく噛んで様子を見る。それが自分の歯を守る、賢い食べ方。石や硬い異物が入っていたら、歯が勝つか石が勝つかの運試し……そんなリスキーな食べ方は、今すぐ見直すべきです。
あなたの歯を守るのは、あなた自身。次のひと口から、ちょっと意識してみてください。
Author Profile

- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
歯科2025.04.18歯医者は詐欺師か?虫歯が”治らない”という不都合な真実
歯科2025.04.17あなたの歯、ダメにしてるのはその“自己流歯ブラシ”かも!?
歯科2025.04.16モンダミンは逆効果!? 口臭が悪化する意外な落とし穴
歯科2025.04.15【警告】その「歯にはさまる食べカス」、原因はあなたの性格かもしれません!
この記事をFacebookでシェアする