大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

「原因不明」のまま治療されても、本当に大丈夫?

2025年3月8日 大名歯科院長
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「この病気の原因はわかりませんが、とりあえず治療しましょう。」

もし医師にそう言われたら、あなたは納得できますか?

たとえば、子どもに多いアトピー性皮膚炎、受験期に増える潰瘍性大腸炎、働き盛りの高血圧や糖尿病。これらの病気の多くは、原因がはっきりしないまま対症療法が行われています。つまり、根本的な解決には至らず、一時的な症状の緩和にとどまってしまうのです。これはガン治療にも言えることです。

そして、この流れは 歯科治療 においても同じです。

「虫歯ですね。削って詰めておきましょう。」

「痛みがありますか?それなら神経を取りますね。」

「歯が抜けていますね。では入れ歯を入れましょう。」

こうした光景は珍しくありません。しかし、本当にそれだけでいいのでしょうか?

もし根本的な治療や再発予防を望むなら、たとえ原因がすぐに特定できなくても、歯科医師や歯科衛生士とともに徹底的に原因を追究し、そのうえで治療に臨むべきではないでしょうか?

「とりあえずの治療」で終わらせず、納得のいく治療を受けるために、まずは 「なぜ?」 を突き詰めることが大切なのです。


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