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歯周病と歯の本数がもたらす健康と経済の驚きの関係

2025年1月20日 大名歯科院長
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歯周病や歯の健康が、私たちの医療費や生活にどれほど影響を及ぼすかご存じでしょうか?驚きのデータがあります。

歯周病がある人の年間医療費は約45万円。一方で、歯周病がない人の医療費は66万円と、一見すると高く感じるかもしれません。しかし、ここには重要な背景があります。この66万円という数字の多くは、総入れ歯や歯がほとんどない状態の人たちのものです。実は、健康な歯があり、歯周病がない人の年間医療費はたったの6万円に過ぎません。つまり、歯周病を予防し、自分の歯を保つことが、医療費の大幅な節約につながるのです。

さらに、歯が0~4本しかない人は、20本以上の歯を持つ人に比べ、年間医療費が19万円も高くなるというデータもあります。それだけではありません。歯の本数が少ない人は、認知症発症リスクが約1.9倍に増えるという研究結果も。老後の楽しみである「食」を十分に味わえなくなることも、大きなデメリットです。

歯の健康は単なる見た目や口腔内の問題に留まりません。医療費、全身の健康、そして生活の質を大きく左右する重要な要素なのです。今こそ、歯の健康を見直してみませんか?


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