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虫歯予防の新常識:つまみ食いの落とし穴と意外な対策

2024年12月18日 大名歯科院長
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主婦は虫歯になりやすい傾向があると言われています。その理由の一つが、「ついつい」のつまみ食いです。小腹が空いた時に、よくないと分かっていてもお菓子や加工食品に手が伸びてしまうこと、さらに調理中の味見も加わり、飲食回数が増えることで虫歯リスクが高まります。

効果的な対策として、手軽に食べられるお菓子や加工食品を家に置かないことが挙げられます。例えば、生肉や生野菜だけを用意しておけば、つまみ食いのハードルが上がり、自然と回数が減るでしょう。

また、虫歯の原因として、アメやソフトキャンディーのような甘いお菓子も注意が必要です。子どもの頃、歯にくっつく「ハイチュウ」を食べて幸せな気持ちになった経験がある方も多いかもしれません。しかし、これらは虫歯にとって最悪な食べ物の一つ。筆者自身も毎年のように虫歯になっていたそうです。甘いお菓子を楽しむ際は、しっかり歯磨きをするなど対策を意識しましょう。

さらに、虫歯は発見されると急いで治療されがちですが、実は「進行していない虫歯」は必ずしもすぐ治療する必要はありません。がんも進行していなければ手術を急がないのと同じように、虫歯も「進行を止める」という選択肢があります。適切な管理をすることで、虫歯を悪化させずに済む場合もあるのです。

「ついつい」の癖や甘いものの摂取を見直し、虫歯予防を心がけましょう!


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