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歯が抜ける原因は「歳のせい」ではなく「歳のとり方のせい」

2024年12月12日 大名歯科院長
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「歯が抜けるのは歳のせい」と思っていませんか?しかし、その考えが老化への第一歩です。実際に元気で若々しい高齢者たちは「もう歳だから」とは決して言いません。歯を失う主な原因は 虫歯 と 歯周病。どちらも適切な習慣を心がけることで予防が可能です。つまり、「歯が抜けるのは年齢ではなく、その歳のとり方次第」ということです。

例えば、虫歯は甘いものや酸性の飲み物を頻繁に摂取することで進行しますが、飲食後の歯磨きやお茶・水などで口をゆすぐ習慣をつけるだけで予防できます。一方、歯周病は生活習慣や口腔ケアが大きく影響します。定期的な歯科検診や正しい歯磨きで歯肉を健康に保つことが重要です。

さらに、若々しく健康な高齢者に共通するのが「唾液」の存在感。口の中を診ると、唾液がたっぷりあることが分かります。唾液には細菌の繁殖を抑える働きがあり、虫歯や歯周病の予防に欠かせません。唾液腺を活性化させるには、よく噛むことがポイント。例えば、以下のような習慣を取り入れてみましょう。

• 硬めの食材を積極的に摂る(例:レンコンやするめ、ナッツ類など)

• ガムを噛む(砂糖不使用のものがおすすめ)

• あいうべ体操(口を大きく「あ・い・う・べ」と動かす体操で唾液分泌を促進)

歯を失うことは「歳のせい」ではなく、日々のケアと生活習慣で防げます。いつまでも健康で若々しい自分でいるために、今からお口のケアを始めてみませんか?


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