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知らない間に歯を痛めていませんか?歯の健康を守るTCH対策

2024年12月5日 大名歯科院長
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虫歯がないのに歯が痛む――そんな症状を感じる方が増えています。その原因の一つとして挙げられるのが「TCH(Tooth Contact Habit)」という、上下の歯を無意識に接触させる癖です。たとえば、朝食時に歯が痛む場合は夜間の歯ぎしりが、昼食時なら午前中のTCH、夕食時なら午後のTCHが原因である可能性があります。この癖は、歯ぎしり以外の場合、自分で気づいて意識するだけで自然に改善することが多いのです。

TCHは、「歯を食いしばって頑張る」という行為が原因で起こることが少なくありません。無意識に「頑張らなければ」と感じている時や、ストレスが溜まっている時に出やすいこの癖は、歯の寿命を縮めるだけでなく、顎関節や頭痛など他の不調にもつながります。特に、パソコンやスマホを使っている時、あなたも今無意識に歯を食いしばっていませんか?

TCHを防ぐためには、まず自分がどのタイミングで歯を接触させているかを意識することが大切です。そして、口元を常にリラックスさせることを心がけましょう。「上下の歯は接触させない」という習慣を身につけるだけで、歯や顎の負担が大幅に軽減されます。穏やかな生活リズムを心がけながら、歯の健康を守ることを意識してみてください。

歯は一生のパートナーです。ぜひ、TCH対策を始めてみましょう!


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