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歯の衝突事故を防ぐ!正しい噛み方で守る健康」

2024年12月1日 大名歯科院長
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噛んだ時に「痛い」と感じたら、それはすでに手遅れです。上下の歯が強くぶつかり、「衝突事故」を起こしている状態です。他車との交通事故と違い、歯の事故は自分で完全にコントロール可能なもの。痛みが出る前に、「徐行咀嚼」――つまり、ゆっくり噛むことを意識していれば防げたはずです。

割れやすい歯には特徴があります。特に注意が必要なのは、以下の歯です:

1. 最後方の奥歯:力が集中しやすい場所。

2. よく使う側の歯:日常的に酷使されている部分。

3. 噛むときに最初に当たる歯:初動の力がダイレクトにかかります。

さらに、せっかちな速噛みや、ストレス過多で常にイライラしている人も注意が必要です。こうした習慣が歯のダメージを増やし、割れやすくなる原因となります。

「よく噛むことが大切」と言われますが、その意味を誤解している方も少なくありません。 「よく噛む」とは、速く強く噛むことではなく、ゆっくり、優しく、回数を多く噛むこと。 特に早食いの人は、この正しい噛み方ができていないと、歯折事故を引き起こすリスクが高まります。

健康な歯を守るために、一口一口を丁寧に噛む習慣を心がけましょう。それだけで、歯の寿命も大きく変わってきます。


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