大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
実は危険な色も?意外と知らない虫歯の真実
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私たちが絵本で見た虫歯のイメージは黒く描かれることが多いですが、実は虫歯の色にはさまざまな種類があります。黒だけでなく、茶色、オレンジ、黄色、そしてなんと白い虫歯も存在するのです。中でも、白い虫歯は初期段階であり、適切なケアをすれば治る可能性があるのをご存知でしょうか?また、最も危険なのは意外にも黒ではなく、オレンジや黄色の虫歯です。痛みを感じてからでは手遅れになることが多いので、早めのチェックが大切です。
虫歯菌は口の中や唾液に存在することが多く、口移しやキスでうつると一般的に考えられています。しかし、虫歯菌がいるだけで必ずしも虫歯になるわけではありません。ウイルスが鼻や唾液に付着してもそれ自体が感染ではないように、虫歯も「うつる」というだけでなく、さまざまな要因が絡み合って発症します。
さらに、料理人が料理の味を確認するために鍋から直接一口味見するシーンを目にしますが、実はこれも虫歯リスクを高める原因のひとつです。唾液と混ざっていない状態で食べ物を味わうのは実際の味覚に影響を与えるだけでなく、虫歯菌のリスクを高めてしまうのです。
そして、磨きやすいはずの前歯に虫歯ができるのは意外な事実。丁寧に磨いているつもりでも虫歯になることがあり、これは私も学生時代に経験しました。前歯の虫歯は、単に磨きの技術ではなく、予防の観点での意識が求められます。虫歯予防は歯を磨くことだけでなく、口腔内全体の健康管理がポイントです。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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