大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
健忘症?認知症?歯と健康の密接な関係に耳を傾けて
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「間食していませんか?」「普段、歯を強く噛みしめていませんか?」という質問に、「していません」と答える方も多いでしょう。しかし、そうだとすれば虫歯や顎関節症にはならないはずです。実は、歯の健康には小さな生活習慣が影響を与えています。歯が体の健康状態を反映する「物言う臓器」であることを知っていますか?
歯は、肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれるのに対し、健康状態を表面化しやすい「物言う臓器」ともいわれます。食事や間食などの習慣が乱れると虫歯になりやすく、体調管理ができていないと歯周病のリスクが高まります。また、ストレスが溜まると無意識に歯を噛みしめ、顎関節症の原因にもなります。歯や顎が「悲鳴」を上げていることに気づけると、より適切なケアができるでしょう。
例として、ある40代の方が「間食もしていないし、虫歯もないから歯科は不要」と考えていましたが、実は歯周病が進行し、歯を失う寸前でした。虫歯がない人ほど歯科検診に行かない傾向があり、歯周病に気づかないことも多いのです。特に45歳を過ぎると、免疫力が低下し始め、歯周病が原因で歯を失うリスクが増えます。虫歯は酸によるものですが、歯周病は口内がアルカリ性に傾くと進行しやすいため、虫歯がなくても注意が必要です。
日々の食習慣やストレス管理を見直し、定期的に歯科検診を受けることが、健康な歯と体を維持するカギです。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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