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歯と顎を守るためのカギ!噛みしめ癖を手放す方法

2024年10月26日 大名歯科院長
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日常生活で無意識のうちに歯を噛みしめてしまうことはありませんか?実はこの「噛みしめ癖」が、知覚過敏や顎の痛み、さらには歯並びの乱れの原因にもなることがあります。「噛みしめないように意識しよう!」と思っても、無意識に起こることが多いため、ただ気をつけるだけでは防ぎにくいのが現実です。噛みしめない努力も大切ですが、それ以上にリラックスした生活習慣や歯の健康への理解が大切です。

噛む筋肉と腹筋は違う!

腹筋は鍛えないと衰えますが、噛む筋肉は食事や会話で日常的に使われており、鍛えすぎる必要はありません。強く噛んだり、イライラして歯を噛みしめたりすると、歯や顎関節に負担がかかり、やがて痛みや損傷につながる恐れがあります。例として、仕事中に緊張して噛みしめがちなら、深呼吸をする癖をつけるとリラックスに繋がります。

「何もしていないのに歯が痛い」は本当?

「何もしていないのに歯が痛い」と感じる方もいますが、実はその多くが無意識の噛みしめによるものです。例えば、パソコン作業中や運転中に無意識に歯を噛みしめていることがあります。気づかないうちに歯や顎に負担をかけている可能性があるため、リラックスしながら口を軽く開けるよう意識してみましょう。

噛みしめが引き起こす歯並びの乱れ

若い頃はまっすぐだった歯が、気づけばガタガタになっていることはありませんか?これは奥歯の噛みしめによる力で、下の前歯が徐々に内側に押されてきた結果かもしれません。噛みしめ癖が続くと、奥歯が前方に倒れ、前歯に圧力がかかるためです。口の筋肉の緊張を和らげ、定期的に歯科検診を受けることで、こうした問題を防ぐ助けになります。

自分では気づきにくい噛みしめ癖ですが、日々の小さな意識で歯や顎の健康を守りましょう!


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