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美しく健康な舌を保つ秘訣:歯よりも大切な舌の役割

2024年10月21日 大名歯科院長
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「嘘をつくと、閻魔様に舌を抜かれる」という話を聞いたことがあるかもしれません。なぜ歯ではなく舌なのでしょうか?実は、舌は歯よりも重要な役割を果たしているのです。たとえ歯が抜けても、舌があれば話したり食べ物を口に運んだりすることができますが、舌を失えば歯は無力です。日々の生活で、舌を大切にすることは歯を守るためにも欠かせません。

舌を「寝たきり」にしないために

寝たきりの生活を避けたいと思うのは当然です。脳梗塞や骨折の予防が重要であることはよく知られていますが、「舌の寝たきり」を防ぐことも大切です。舌の筋力が衰えると「舌虚弱」となり、口の機能も低下してしまいます。例えば、食べ物をうまく飲み込めなくなったり、発音が不明瞭になることがあります。このような状態が続くと、全身の虚弱につながる可能性もあります。

美しい舌を保つために

最近では、舌に歯の圧痕(あっこん)がついている人が増えています。これは、舌が長時間硬直していることを示しています。舌は筋肉の塊ですから、動かさずにいると硬くなってしまいます。たとえば、太極拳のようにゆっくり舌を動かすエクササイズを取り入れてみましょう。そうすれば、舌の硬直が解消され、唾液がたっぷり出て美しい舌に変わります。唾液はアンチエイジングにも効果的で、健康を保つために欠かせません。


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