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コーヒーに砂糖やミルクを入れる前に知っておきたい本当の味

2024年10月20日 大名歯科院長
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コーヒーに砂糖やコーヒーフレッシュを入れて「うまい!」と思いながら飲んでいる方も多いかもしれませんが、本当にコーヒーそのものの味を楽しめているでしょうか?

まず、砂糖を少しでも入れてしまうと、舌の味蕾(みらい)は甘味を優先的に探し出し、脳はその甘さを第一に感じてしまいます。結果、砂糖の甘さによって脳が「おいしい」と錯覚するのです。本来のコーヒーの苦みや酸味、コクを感じることができず、砂糖に支配された味覚でコーヒーを味わうことになります。これが意図的であれば問題ありませんが、砂糖の力で本来の味を見失っている場合も多いのです。

次にコーヒーフレッシュですが、これも砂糖以上に問題です。ミルクや生クリームだと思われがちなコーヒーフレッシュ、実はその中身は全く別物です。主成分は植物油脂で、そこに「乳化剤」や「増粘多糖類」、カラメル色素、pH調整剤、香料など、様々な添加物が含まれています。まるで本物のミルクやクリームのように見えますが、実態は化学的に作られたものです。体に入れることで、知らず知らずのうちに健康に悪影響を与えるかもしれません。

缶コーヒーやペットボトルの無糖コーヒーなら大丈夫と思っている方も要注意です。これらの商品も少量の砂糖や添加物が含まれていることがあります。さらに、コーヒーの風味を強調するために石油化学由来の香料が使われていることも少なくありません。

結局のところ、メーカーは商品を売るために添加物やイメージ戦略を駆使して、消費者の味覚を欺いているのです。お茶に砂糖や添加物を入れないように、コーヒーや紅茶も本来の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?


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