入れ歯と唾液の秘密:高齢者の健康を守るために知っておきたいこと
入れ歯がつくる虫歯と歯周病
毎食後に入れ歯を外して手入れをするのは面倒に感じることが多いですが、実はこの手間を惜しむと大きなリスクを招くことになります。入れ歯を長時間つけっぱなしにすると、唾液の流れが阻害され、口腔内の自浄作用が低下します。唾液が十分に行き渡らない場所では、虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなり、口腔内の健康が脅かされます。例えば、「夜間も入れ歯をつけたまま眠ると、朝に口の中が乾燥している」と感じたことがある方も多いでしょう。この乾燥が虫歯や歯周病の温床となり得るのです。入れ歯を使う際には、定期的に取り外し、きちんと手入れをすることが大切です。
高齢者の唾液量が健康を左右する
高齢者であっても、10歳若く見える方には共通する特徴があります。それは、口の中が潤っていることです。唾液の分泌が活発な人は、口腔内が清潔に保たれやすく、虫歯や歯周病のリスクも低くなります。唾液は口腔内の健康だけでなく、消化や免疫機能にも重要な役割を果たします。たとえば、食事中によく噛むことは、唾液の分泌を促進し、消化を助けるだけでなく、歯茎のマッサージ効果もあります。高齢になっても、しっかり噛む習慣を維持することが、健康を保つ鍵となるのです。
「聞かない老人は効かない老人」—頑固さと健康の関係
元気で活発な高齢者ほど、自分のやり方に固執し、人の話を聞かないことが多いものです。過去の成功体験に基づく自信が、時には健康へのリスクを見逃す原因となることもあります。例えば、長年の癖で歯を強く噛みしめることが習慣となり、歯に負担をかけてしまっている場合、歯の擦り減りやヒビが進行していることに気づかないことがあります。大切なのは、過去の習慣にとらわれず、健康維持のために新しい知識やアドバイスを柔軟に取り入れる姿勢です。
このように、日常の小さな心がけが、高齢期の健康を大きく左右します。入れ歯の手入れや唾液の分泌促進、適切なアドバイスの受け入れが、健やかな老後を支える鍵となるのです。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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