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今すぐ実践!歯みがきの効果を最大化する方法

2024年10月8日 大名歯科院長
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歯みがきは健康な歯を保つために欠かせません。実際に、寝る前に歯みがきをする人の割合は、最も低い20代や30代でも80%、他の年齢層では90%以上にのぼります。それでも、虫歯や歯周病になる人が多いのはなぜでしょうか?「効果がないのか」「テクニックが不足しているのか」…この疑問に対して、今こそ正しい歯みがきのコツに目を向ける時です。

まず、歯みがきの秘訣は「歯ブラシの当て方」にあります。歯磨き粉の種類や歯ブラシの動かし方だけに頼っていては、効果は限定的です。例えるならば、掃除ロボットが届かない隅は掃除できないように、歯ブラシが正しく当たっていない部分は清潔に保たれません。正しい当て方を身につけることが、虫歯予防において重要なポイントです。

また、歯みがきの回数が多いほど、のどの癌になりにくいという報告もありますが、虫歯予防には回数よりも1回にかける時間が鍵です。特に歯周病予防においては、しっかり時間をかけて磨くことが大切です。たとえば、「毎回5分間しっかりと磨く」ことで、歯周病のリスクを大幅に減らせます。

さらに、口臭を気にして歯磨き粉で誤魔化すのではなく、唾液の役割にも注目しましょう。唾液は口内を清潔に保ち、口臭の抑制にも貢献します。しっかりと唾液を出すことが、健康な口腔環境を維持する秘訣です。

最後に、歯みがきの技術だけでなく、時間的・精神的余裕をもって実践することが重要です。


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