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ゆっくり噛んで歯を守ろう!咀嚼のコツで健康維持

2024年9月18日 大名歯科院長
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早食いの癖がある方は、少し注意が必要です。特に硬い食べ物を少ない咀嚼回数でスピーディに噛んでいると、歯や顎を痛めるリスクが高まります。例えば、フランスパンのような硬いパンを一気に噛み砕くと、歯に大きな負担がかかり、最悪の場合、歯が欠けてしまうこともあります。まずは食物の硬さを歯で感じながら、ゆっくりと咀嚼することを心がけましょう。

一口30回噛むことは、多くの人にとって難しい挑戦です。とはいえ、咀嚼回数を増やすことが消化や栄養吸収を助け、健康に良いことはよく知られています。しかし、噛むことに意識を向けすぎて、急いで噛む「速噛み」をしてしまうと、逆に歯が割れるなどの事故が起こる可能性も。例えば、小骨入りの魚を食べるときのように、探るようにゆっくりとした咀嚼をイメージすると、自然と噛む回数が増えます。

「アクセル噛み」と「ブレーキ噛み」という考え方も覚えておくと役立ちます。同じスピードで壁にぶつかる場合でも、加速している時と減速している時では衝撃が異なるように、アクセル噛みは食物に対する破壊力が大きい一方で、歯にも大きな負担をかけます。特に早食いの方はこの「アクセル噛み」をしがちなので、歯を守るためにも意識して「ブレーキ噛み」を心がけましょう。


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