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驚きの歯の真実!知らないと怖い「噛む」リスク

2024年9月5日 大名歯科院長
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皆さん、歯の硬さについて考えたことはありますか?実は、歯はダイヤモンドと同じくらい硬いのです!ただし、これは「モース硬度」というもので、表面の硬さを指しています。ダイヤモンドや歯は硬いですが、衝撃には非常に弱く、ハンマーで叩けば簡単に割れてしまうのです。そのため、食事中に歯を守るためには、噛むスピードをゆっくりにすることが大切です。まるで道路を走る車のように、いつでも止まれる「徐行」運転を意識してみましょう。

たとえば、急いで食事をしているとき、無意識に一番奥歯でいきなり強く噛んでしまうことはありませんか?奥歯は確かに力が強いのですが、実は鈍感です。そのため、奥歯で力任せに噛むと、歯にかかる負担が大きくなり、ひび割れや欠けるリスクが高まります。反対に、前奥歯は力は弱いものの、敏感で繊細な動きが可能です。事故を防ぐためには、まず前奥歯でゆっくりと食べ物を感じながら噛むことが大切です。

日本の道路では、制限速度を守ることが交通事故を防ぐポイントですよね。咀嚼(そしゃく)も同じです。イライラしているとつい早く食べてしまいがちですが、そうした時こそ、意識的にゆっくり噛むことで歯の事故を防ぐことができます。たとえば、ストレスを感じた日は、意識して「一口ずつゆっくり噛む」と心がけてみましょう。歯を守るための最善の方法は、ゆっくり噛むことです。


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