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歯周病予防の秘訣:知られざるリスクと対策法

2024年8月30日 大名歯科院長
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歯周病になりたくないと思っている方は多いでしょう。実は、歯周病は罹患者数がギネス記録に載るほど多く、歯を失う原因としてもトップの病気です。若い頃には気にしなかったかもしれませんが、年齢とともに歯周病は多くの人にとって悩みの種となります。

予防のために最も重要なことは、実は「歯磨き」ではありません。風邪やインフルエンザの予防と同じように、定期的なケアが肝心です。虫歯になりにくい人ほど歯周病になりやすいというのはご存知でしょうか?虫歯は酸によって歯に穴が開く病気ですが、虫歯になりにくい人の口の中は、唾液によってアルカリ性に保たれがちで、歯石が付きやすいのです。この歯石が歯周病のリスクを高めます。特に、学校検診で虫歯が見つからなかった人ほど要注意です。

「歯周病は万病のもと」とも言われます。健康管理に厳しい方ならしっかりケアしているかもしれませんが、忙しくてついつい後回しにしてしまう方は、定期的に歯医者でクリーニングを受けることをお勧めします。それだけで歯周病の予防につながります。

さらに、歯磨きの際には「利き腕」による影響にも注意が必要です。「歯磨きは順番に」とよく聞きますが、順番に磨いているうちに、つい歯ブラシを持ち替えてしまうことがありませんか?この持ち替えの際に、一部の歯や歯肉が磨き残されることがあるのです。こうした細かい部分に気をつけることで、より効果的な歯周病予防が可能になります。

定期的なクリーニングと日々の歯磨きで、歯周病から歯を守りましょう。あなたの将来の笑顔のために、今日からできるケアを始めてみてください。


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