失われた時代から学ぶ食の真実
戦後、食べるものが不足していた時代、父や母は栄養が十分でなかったはずです。しかし、そのころ、頻繁に風邪をひいていたという話はあまり聞きません。当時の人々は、生き延びるために、手に入るものを食べて日々を過ごしていたのです。また、病院に通う人も今ほど多くなく、病院の数自体も少なかったと考えられます。賞味期限という概念もなく、腐っているかどうかは臭いや感触で確認していました。さらに、今ほど清潔な環境でもなかったのです。これらのことを踏まえて、現代の私たちの食生活について考えてみてほしいと思います。
例えば、アンパンマンという有名なアニメがありますが、その作者であるやなせたかし氏は、戦後の食べ物が乏しかった時代を背景にこの作品を生み出しました。しかし、医学的に見れば、アンパンマンに登場するキャラクターや食べ物は体に悪いものが多いです。それでも、それがすべて悪いことなのでしょうか?やなせ氏は「ヒーローとは、飢えているときに食べ物を与えてくれる存在だ」と語っています。この違いは、時代や背景によるものですが、私たちもまた異なる時代に生きているのです。その中で、真に地球や子供たちのためになる食事を模索することが求められています。
例えば、一週間何も食べていない人が、たった一つのアンパンと100万円のどちらかを選ぶとしたらどうでしょう。おそらくほとんどの人がアンパンを選ぶはずです。これは、食べ物が持つ意味の深さを物語っています。現代の日本では、添加物入りのパンや農薬まみれの野菜を避けることが可能です。ヨーロッパなどではすでに実践されていることが、日本でも理論的にはできるはずです。それにもかかわらず、利益を優先しているために、多くの日本人はケミカルな食品や放射能に汚染された食べ物を口にしています。そんな状況を放置している人々に、私は異議を唱えます。(内海聡氏より引用)
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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