大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
原因不明の歯の痛み
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虫歯がないのに、冷たい物で歯がしみる。朝ご飯の時だけ、噛むと歯が痛い。また、昨晩だけ噛みにくかった。etc.
こんな持続的でない、自発痛(何もしなくても痛い)でもない歯や顎の痛みは歯科に行って感染系ではないことを確認してもらいましょう。感染でなければ、TCH(歯の接触クセ)が原因である可能性が高くなります。
このTCHの原因は主にストレスと集中です。この本にも書いてある通り、まずは心とからだの休養をとり生活習慣の改善を図りましょう。原因不明の歯の症状は実は徐々に体全体が蝕まれているサインなのです。
ここで絶対やってはいけない対処療法は、なんとこの本にはやった方がいいと紹介しておりますが、精神科での薬の処方です。精神科への受診は否定しませんが、痛みや悩みでメンタルがやられている時はとりあえずの処方薬を飲んでしまいますよね。
また、歯科でやってはいけない対処療法は、歯科医師が原因歯の特定ができていないのに、患者が訴え、不可逆的処置である噛み合わせの調整や外科的治療を依頼することです。
これらの対処療法では、原因は改善せず一時的に症状だけちょっと改善するかもしれません。しかし、薬の毒性と歯の削られ損の悩みが増えちゃいますよ。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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