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口元を整える簡単な習慣

2024年8月15日 大名歯科院長
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口の七癖のひとつに、緊張や悔しさを感じたときに無意識に下唇をかんでしまう「下唇かみ癖」があります。この癖が長く続くと、歯並びに悪影響を与えることがあります。たとえば、下の前歯がガタガタになったり、上の前歯が出っ歯になったりする可能性があります。そのため、口元の健康を保つためには、このような癖を意識して改善することが重要です。そこで、おすすめしたいのが「口角を上げる癖」を身につけることです。これにより、顔の筋肉がリラックスし、悪い癖を減らす手助けになるでしょう。

さらに、歯と体に悪影響を与える癖のひとつに、「上下歯の接触癖」があります。特に、集中しているときや、ストレスを感じているときに、上下の歯を強く噛みしめることがあります。このような癖は、歯に負担をかけ、顎の関節にも影響を与えます。歯科医師としての仕事は、噛みしめに気づきやすい環境にあるため、悪い癖に気づきやすい職業でもありますが、一般の方も自分の癖に気づくことが大切です。たとえば、パソコンに向かって作業しているときや、スマートフォンを使用しているとき、下を向いて作業に没頭しているときに、歯を強く噛みしめていないか意識してみてください。

「上を向いて歩こう」という坂本九さんの代表曲は、実は歯と顎にとっても良い習慣を推奨していると言えます。上を向いて歩くことで、自然と噛みしめが減り、歯や顎が楽になります。歩く際のゆっくりとした動きは、顎の関節をリラックスさせ、ストレスを和らげる効果があります。ストレスを感じたときや、疲れを感じたときには、この歌を思い出し、上を向いて歩いてみてはいかがでしょうか。


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