大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
実は逆効果?口臭ケアの落とし穴と効果的な対策
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
一日に3回しっかり歯を磨き、デンタルリンスで口をゆすいでいるにもかかわらず、口臭が気になるという方はいませんか?実は、これらのケアをやりすぎると、かえって口臭が強くなる場合があります。なぜなら、強い歯磨きやデンタルリンスの過剰使用が、口腔内のバランスを崩してしまうことがあるからです。
口臭をなんとかしたいという気持ちから、歯磨きや洗口剤を頻繁に使う人が多いですが、実はこれらは臭いの元を取り除くのではなく、強い芳香剤で一時的に誤魔化しているだけです。その結果、口腔内が乾燥しやすくなり、余計に口臭が強くなることがあります。特に唾液の分泌が減ると、口内が乾燥し、臭いが強く感じられるようになります。ご注意ください。
口臭の有無を気にする方には、ある共通点があります。それは、唾液の分泌量です。唾液が少ないと口臭が発生しやすく、逆に唾液が十分に分泌されている人は口臭が少ないのです。唾液には口内の細菌を洗い流し、臭いを抑える役割があります。唾液の分泌を促進するためには、ガムを噛む、こまめに水分を摂る、バランスの取れた食事を心がけることが効果的です。
口臭ケアの特効薬、それは唾液です。唾液の分泌を促し、自然な口内環境を保つことが、口臭予防の鍵となります。
Author Profile
- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
- 健康2024.09.19大谷翔平が実践する、自然な眠りを手に入れる秘訣
- 予防歯科2024.09.18ゆっくり噛んで歯を守ろう!咀嚼のコツで健康維持
- 歯科2024.09.17口内細菌の健康が全身を守る!シンプルなケアのすすめ
- 虫歯2024.09.16虫歯予防の鍵は“やめる”こと!?歯磨き以上に大切な習慣とは
この記事をFacebookでシェアする