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実は逆効果?口臭ケアの落とし穴と効果的な対策

2024年8月11日 大名歯科院長
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一日に3回しっかり歯を磨き、デンタルリンスで口をゆすいでいるにもかかわらず、口臭が気になるという方はいませんか?実は、これらのケアをやりすぎると、かえって口臭が強くなる場合があります。なぜなら、強い歯磨きやデンタルリンスの過剰使用が、口腔内のバランスを崩してしまうことがあるからです。

口臭をなんとかしたいという気持ちから、歯磨きや洗口剤を頻繁に使う人が多いですが、実はこれらは臭いの元を取り除くのではなく、強い芳香剤で一時的に誤魔化しているだけです。その結果、口腔内が乾燥しやすくなり、余計に口臭が強くなることがあります。特に唾液の分泌が減ると、口内が乾燥し、臭いが強く感じられるようになります。ご注意ください。

口臭の有無を気にする方には、ある共通点があります。それは、唾液の分泌量です。唾液が少ないと口臭が発生しやすく、逆に唾液が十分に分泌されている人は口臭が少ないのです。唾液には口内の細菌を洗い流し、臭いを抑える役割があります。唾液の分泌を促進するためには、ガムを噛む、こまめに水分を摂る、バランスの取れた食事を心がけることが効果的です。

口臭ケアの特効薬、それは唾液です。唾液の分泌を促し、自然な口内環境を保つことが、口臭予防の鍵となります。


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