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歯磨きの新常識!歯ブラシの使い方を見直して健康な口腔を守る

2024年8月9日 大名歯科院長
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歯ブラシを大掃除のようにゴシゴシ使ってはいけません! 毎日使う歯ブラシと、たまに大掃除で使う歯ブラシは同じ道具ですが、使い方には大きな違いがあります。口の中には、頑固な汚れがこびりついているわけではありません。大掃除のように強くこすると、歯や歯肉を傷つけてしまう可能性があります。実際に、力を入れてブラッシングすると歯肉が下がり、歯の健康を損ねることがあるのです。優しく、丁寧にブラッシングを心がけましょう。

また、虫歯予防のために一生懸命歯を磨くことが大切だと思われがちですが、実は歯ブラシだけでは完全に防げないのです。特に、歯と歯肉の境目は虫歯菌や歯周病菌が集まりやすい場所ですが、この部分を適切にケアすることで大きな違いが生まれます。そのため、歯ブラシの力加減や角度を調整しながら、歯肉マッサージを取り入れることが重要です。痛みを感じないようにやさしくマッサージすることで、歯肉の健康も保てます。

虫歯菌と歯周病菌は目に見えない敵ですが、彼らが好む場所、つまり歯と歯肉の境目を意識したブラッシングを習慣にしましょう。正しいブラッシング方法を一度覚えると、一生にわたって健康な口腔環境を保つことができるでしょう。


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