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かみ合わせと歯音の真実 – 健康な歯を守るために

2024年7月25日 大名歯科院長
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歯がかゆいと

蚊に刺されるとかゆいですよね。かけばかくほどかゆみが増すけれど、ついかいてしまいます。かみ合わせも同じで、気になるとかみ合わせてしまいます。そして、かみ合わせればかみ合わせるほど、さらに気になるものです。実際、日常生活で話せて、食べて、眠ることができれば、かみ合わせのことなんてあまり気にしなくてもいいはずなのに、どうしても気になってしまいますよね。

例えば、映画を観ているときや本を読んでいるときに、無意識にかみ合わせを確認することがあります。これは多くの人が経験することで、リラックスしているはずの時間にも影響を及ぼすことがあります。

歯音

歯ぎしりの音は、いびきと同じように周囲に迷惑をかけます。そして、本人の歯も傷ついてしまいます。日中も歯と歯が当たるのは良くないですが、もしどうしてもかみ合わせるのであれば、音を立ててはいけません。それは、減速せずに車が壁にぶつかるようなものです。歯や顎の「安全運転」を心がけていますか?

例えば、車の運転中に急ブレーキをかけずに壁に衝突するのと同じように、強く歯をかみ合わせると歯や顎に大きな負担がかかります。これを避けるためには、リラックスして歯を軽く合わせることが重要です。

危険!かみ合わせ調整

「かみ合わせがおかしいから削ってくれ」という方がいますが、この治療法は問題のある歯だけを助けるもので、他の歯には無関心です。かみ合わせに問題があるなら、できるだけかみ合わせないことが最善です。実際、歯科医師は患者に対して全体のバランスを見ながら治療を行うことが求められます。

例えば、歯を削ってかみ合わせを調整することは一時的な解決策であり、長期的には他の歯や顎の問題を引き起こす可能性があります。より根本的な解決策として、かみ合わせに問題がある場合は、専用のマウスピースを使用するなどの方法があります。

自分の歯と顎の健康を守るために、無理なかみ合わせ調整は避け、適切なケアを心がけましょう。


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