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水分補給の落とし穴 – 健康な歯を守るために

2024年7月24日 大名歯科院長
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水やお茶以外で水分補給をすると、病気になるリスクが高まります。その理由は、クエン酸が歯を溶かし、ブドウ糖が虫歯を引き起こし、疲れやすくなるからです。

例えば、スポーツドリンクや清涼飲料水には多くのクエン酸やブドウ糖が含まれており、これらを日常的に摂取すると歯のエナメル質が溶けてしまいます。また、ブドウ糖は虫歯の原因菌のエサとなり、虫歯の発生リスクを高めます。

酸蝕歯(さんしょくし)より虫歯が問題です。強酸を扱う工場の作業員に対する指導には、厚労省や産業歯科医ではなく、大塚製薬が関与していることがあります。結果として、酸蝕歯よりも虫歯の方が問題となっています。会社は善意で対策を講じているかもしれませんが、正確な知識がないため他人任せになってしまいます。自分の健康は自分で守るしかないのです。

さらに、歯科健診票に「CO」と書かれているのを見たことはありませんか?これは虫歯ゼロを意味するのではなく、虫歯「オブザベーション(観察・監視)」のオーを意味します。つまり、現時点で進行していない虫歯があることを示しています。今後のケア次第で、このCOが本当の虫歯(C1)になるか、健全な歯(C無し)に戻るかが決まるのです。

例えば、定期的な歯科検診を受け、飲食回数に制限をかけ、日々のブラッシングやフロスを怠らないことで、COをC無しにすることができます。反対に、ケアを怠るとC1に進行し、治療が必要になります。

健康な歯を守るためには、適切な水分補給と日々のケアが不可欠です。自分の健康を守るために、正しい知識を持ち、行動することが大切です。


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