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噛み方を見直して健康な歯を守ろう!

2024年7月13日 大名歯科院長
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健康な歯を保つための噛み方とその影響

片側で噛むとどうなる?

右側ばかりで噛むと、右側の歯が早く悪くなる、右側の顎が早く悪くなる、左側の頬がたるむ、顔がゆがむ、という話をよく耳にします。これらは一見もっともらしい話ですが、実は半分は誤解です。両手や両足と異なり、顎は左右単独では動かせません。歯並びや噛み合わせ、顎や顔がずれる原因は別のところにあります。例えば、姿勢の悪さやストレス、生活習慣などが影響しています。歯の健康を保つためには、左右均等に噛むことが重要です。

奥歯の役割と注意点

食べ物を口に入れて、まずどの歯で噛みますか?一番奥の方で噛むことが多いでしょう。しかし、奥歯で噛む際には注意が必要です。奥歯は強力で、食べ物を速く粉砕しやすいですが、その反面、硬い物が混ざっていると歯折事故の危険が大きいです。例えば、食べ物に小さな石が入っていた場合、石が割れるか、歯が割れる可能性があります。食事中にしっかりと注意を払い、無理に力を入れずに噛むことが大切です。

歯に食べ物がはさまる原因

食べ物が歯に挟まると不快で気になりますよね。これは、単に歯と歯の間がすいてきたからではありません。噛むスピードが速すぎることも原因の一つです。もし舌で簡単に取り除ける場合は問題ありませんが、取れない場合は噛む力が強すぎることが考えられます。ゆっくりと噛むことで、歯に負担をかけず、食べ物が挟まりにくくなります。

以上の点を意識して、日常生活での噛み方を見直し、歯の健康を保ちましょう。


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