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虫歯の放置は大丈夫?本当に知っておきたい口腔ケアの重要性

2024年7月7日 大名歯科院長
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患者から「この虫歯ほっといて、大丈夫ですか?」とよく質問されます。私は「治療の緊急性はありませんよ」とお伝えすることが多いですが、患者さんは不安な様子で「本当にほっといて大丈夫ですか?」と再度確認されることがあります。実際に大丈夫かどうかは、どのようにケアを続けるか次第です。

例えば、毎日の歯磨きや定期的な歯科検診を欠かさず行い、虫歯の進行を防ぐことができれば、急に悪化するリスクは減ります。しかし、放置したままケアを怠ると、虫歯は確実に進行し、痛みや感染の原因になる可能性があります。ただしここでいうケアで最も大切なことは飲食習慣です。そのため、たとえ緊急性がなくとも、適切なケアと定期的なチェックは重要です。

一方、即死するような緊急の健康問題がない限り、対症療法だけで問題を解決しようとするのは賢明ではありません。例えば、高血圧のために降圧剤を服用し続ける、または高血糖のために血糖値コントロール剤を飲み続けることは、一時的な対策にはなりますが、根本的な原因を改善しない限り、薬をいつまでも飲み続ける必要があります。同様に、虫歯の治療も早めに対処することで、長期的な健康リスクを回避できます。

虫歯の進行を防ぎ、健康な口腔状態を保つために、定期的な歯科検診と日々のケアを怠らないことが大切です。お口の健康を守るために、今一度ケアの重要性を見直してみましょう。


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