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歯医者は虫歯を治せない?驚きの事実と虫歯予防のポイント

2024年6月23日 大名歯科院長
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歯医者は本当に虫歯を治せない?

風邪をひいて、症状がなくなり元の健康な状態に戻ることを「治る」と言いますが、同じことが虫歯には当てはまりません。歯医者さんが虫歯の治療を行うとき、実際には痛んでいる神経を取り除いたり、人工的な素材で穴を埋めたりしているだけです。元の健康な歯に戻すことはできません。例えば、虫歯になった部分を削り、詰め物やクラウンを入れる治療は一般的ですが、これらはあくまで対症療法に過ぎません。虫歯そのものを「治す」わけではなく、症状を緩和し、これ以上悪化しないようにするための手段です。

虫歯は予防できるのか?

「これさえ使えば、これさえ塗れば、これさえ飲めば、これさえ食べれば、虫歯は止められる」という魔法のような方法は存在しません。健康バラエティー番組で紹介されるような簡単な解決策は、現実にはありません。しかし、虫歯を予防するために「これさえしなければ」というポイントは確かにあります。例えば、糖分を多く含む食べ物や飲み物を頻繁に摂取しないことや、食後すぐに歯磨きをすることが挙げられます。これらを心がけることで、虫歯のリスクを大幅に減らすことができます。

もう虫歯にならない治療方法はあるのか?

残念ながら、「これを詰めたらもう虫歯にならない」という治療方法はありません。しかし、日常の飲食習慣を改善することで、虫歯の予防は可能です。例えば、砂糖の摂取量を減らし、食後に歯をきちんと磨く習慣をつけることが重要です。治療に頼って安心するのではなく、再発しないような生活習慣を築くことが大切です。

症状を消すより病気にならない生活を

病気の症状を消すことよりも、病気そのものを防ぐ生活習慣が重要です。歯の健康を保つためには、日々のケアが欠かせません。適切な歯磨き、定期的な歯科検診、そして健康的な食生活を心がけることで、虫歯を予防し、健康な歯を維持することができます。


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