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口臭セルフケア:ガムを使った簡単な方法

2024年5月25日 大名歯科院長
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口臭は重病ではありませんが、コミュニケーションを消極的にさせる要因となります。口臭は病気そのものではなく、様々な病状の一部として現れることがあり、放置するといくつかの病気に繋がる可能性があります。

口臭の原因と対策

口臭の原因はさまざまですが、例えば食後の食品の臭いであれば特に問題はありません。しかし、食道や胃に潰瘍やがんがある場合は独特の臭いがするため、すぐに医師の診察を受けるべきです。また、口腔内の不潔が原因の場合、歯科医でのブラッシング指導や虫歯・歯周病の治療が必要です。

ガムでセルフチェックを

医師や歯科医の受診が必要かどうかは、ガムを使ってセルフチェックすることができます。焼肉の後にミント系のガムを噛むことがあると思いますが、ミントの風味で口臭が一時的に隠れるだけでなく、唾液の分泌を促し口臭を予防します。

ガムを噛むことで自浄作用が働き、口腔内に残る食べ物のかけらや雑菌が唾液とともに洗い流されます。唾液には抗菌作用もあり、雑菌の繁殖を抑える効果があります。つまり、口腔内が原因の口臭であればガムを噛むことでほぼ解消できます。

ガムを噛んでも口臭が消えない場合

しかし、ガムを噛み続けても口臭が消えない場合は注意が必要です。重度の虫歯や歯周病、口腔乾燥症、さらには胃がんの可能性も考えられるため、早めに医師や歯科医の診察を受けることをお勧めします。

口臭が気になる方は、ガムを使ったセルフチェックで簡単に確認してみましょう。そして、必要に応じて適切な医療機関を受診し、健康な口腔環境を維持しましょう。


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