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歯を大切にするための「食器と石臼」の教え

2024年5月20日 大名歯科院長
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私たちの歯は食器のように脆いものです。食器を床に落とすと割れてしまいますが、木の床は少しへこむだけです。同じように、歯も強い力や衝撃には弱いのです。例えば、固いものを速噛みすると、歯に大きなダメージを与えてしまいます。これは、陶器の食器が強く見えても、実際には非常に壊れやすいことと似ています。

今ではあまり見かけなくなった石臼も、取り扱いが難しい道具の一つです。石臼を落としたりぶつけたりすると、簡単に壊れてしまいます。私たちの奥歯もこの石臼に似ています。固い食べ物を一気に噛もうとすると、歯が欠けたりひびが入ったりする可能性があります。

例えば、硬いキャンディやナッツを食べるときは、ゆっくりと噛むことを心がけましょう。急いで噛むと歯に過剰な力がかかり、割れたり欠けたりする危険性があります。食べ物を小さく砕いてから噛むなど、工夫をすることで歯への負担を減らすことができます。

歯を健康に保つためには、日常の食事においても注意が必要です。食器や石臼の教えを思い出し、大切に扱うことで、私たちの歯も長持ちします。歯は一度ダメージを受けると元に戻すのが難しいため、普段から丁寧に扱うことが重要です。食べ物を噛むときは、ゆっくりと慎重に。これが、歯を長く健康に保つための秘訣です。


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