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歯の大切さと老化に伴う注意点

2024年4月14日 大名歯科院長
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歳を重ねると、歯の健康に関する問題が顕在化してきます。「もう歳だから…」と認めることが、老化の第一歩ですが、ピンピンした高齢者はそのような言葉を口にしません。歯を失う主な原因は虫歯と歯周病であり、これらは飲食習慣や生活様式によってほぼ完全に予防できます。したがって、歯が抜けるのは単純に歳をとることの結果ではなく、歳を取る過程での生活様式に起因します。

歯が欠損すると、その影響はさまざまな側面に及びます。まず、噛むことができなくなるため、食事が偏り、栄養不足に陥りやすくなります。これによって健康状態が悪化し、医療費がかさんでいく可能性があります。また、歯がないことによる見た目の悪化は自信を失い、笑顔を見せることができなくなるかもしれません。これはコミュニケーション能力にも影響し、孤立感やうつ病のリスクを高めます。その結果、生活の質が低下し、貧困化のリスクが高まるかもしれません。

こうした問題を防ぐためには、日常生活での歯のケアが重要です。定期的な歯科検診や適切な歯磨き、バランスの取れた食事などが必要です。さらに、喫煙や過度なアルコール摂取などの生活習慣を見直すことも大切です。

歯は「金なり」と誰も言ってくれませんが、その重要性は計り知れません。健康な歯は健康な生活を支え、幸福感や社会的なつながりをもたらします。したがって、若いうちから歯のケアに十分な注意を払い、将来の健康を守ることが重要です。


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