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歯周病の重要性と歯の残すか抜くか

2024年4月7日 大名歯科院長
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歯周病は一見、歯そのものの問題ではないかもしれません。しかし、その名が示す通り、歯の周囲の組織、具体的には歯肉に影響を与える病気です。歯肉は血液が通り、全身と密接につながっています。そのため、高血圧や糖尿病と同様、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

歯周病が進行すると、歯そのものが直接的に悪化するのではなく、歯を支える組織が崩壊し、体内に影響が及ぶ病気となります。歯周病の進行を放置すると、周囲の歯を支える骨まで損傷し、全体的な歯の喪失につながるおそれがあります。したがって、残りの人生をトータルで考えた場合、重度の歯周病を抱える歯は抜歯することが適切な選択肢となることが多いです。

さらに、抜歯した後はインプラントや義歯で歯を入れる場合と何も入れないまま放置する場合とがあり、これも残りの人生をトータルで考える必要があります。


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