お茶に砂糖やミルク入れますか?
コーヒーに砂糖やコーヒーフレッシュを入れて「このコーヒー、うまいな~」って飲んでいる方がいます。本当にコーヒーの味が分かっているのでしょうか?
まず砂糖を少しでも入れてしまうと、舌にある味蕾は苦みや酸味やコクよりもわずかな甘味を探し、脳はその甘味を最初に感じてしまい味全体をおいしく錯覚認識してしまいます。決してコーヒーそのものをおいしいと感じているのではなく、砂糖の甘味に脳がやられているのです。これを意図的にやっているのであればいいのですが、砂糖の魔力の前ではコーヒーの本来の味は分からないのです。
もうひとつのコーヒーフレッシュがまた砂糖以上に問題です。ミルクや生クリームだと思わされているこのコーヒーフレッシュの中身を正確にご存知でしょうか?ミルクや生クリームのフェイクどころか、これらは一切入っておりません。主成分は動物性でなく植物油脂です。これに「乳化剤」という名の界面活性剤、さらにとろみのため「増粘多糖類」、クリーム色にするための「カラメル色素」、日持ちのための「pH調整剤」、香りの「香料」などなど。そうです、なんちゃって動物油脂に食品添加物の混入で製造されています。「マイルドだな~」と味覚を欺いて、こんな薬品と工業製品の塊を体に入れることで、体はどんどん蝕まれていきます。コーヒーをおいしくいただきたいから入れているというレベルの問題ではないのです。
ちなみに缶コーヒーを無糖で飲んでいるから大丈夫という方へ。缶やペットボトルのコーヒーは売れてなんぼですから、表示義務のない0.5%未満で砂糖を入れ、味覚を欺くために添加物を入れています。また利益が必要ですからファミレスのドリンクバーのコーヒー同様、コーヒーそのものではないくらいまで薄めて薄めて、風味を復活させるため石油化学添加物コーヒー香料を多量投入して売られております。
イメージと添加物で味覚を欺いて、売り続ける。さすがメーカーは商魂たくましいですね。お茶に砂糖や添加物を入れないのと同様、コーヒー、紅茶に何も入れず、本来の味を味わいたいものです。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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