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口臭が気になる方は、ガムを使ってセルフチェックしてみてください

2024年1月16日 大名歯科院長
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口臭は重篤な疾患ではありませんが、口臭があるとコミュニケーションが控えめになりがちです。口臭は病気というよりも症状であり、これを放置することはさまざまな病気の可能性を秘めています。

口臭の原因について、食後の食品の臭いだけであれば問題ありません。ただし、食道や胃に潰瘍やがんがある場合、独特の臭いがする可能性があります。これに関しては速やかに医師の受診が必要です。一方、口腔内の不潔による場合は、歯科でブラッシング指導を受けましょう。虫歯や歯周病により口腔内の細菌が増殖している場合は、治療が必要です。

医科歯科の受診が必要かどうかのセルフチェックは、ガムを使って確認できます。焼肉の後にミント系のガムを噛むことがありますが、これによりミントの風味で口臭が一時的に隠れることもあります。主には唾液によって口臭が予防されています。

ガムには自浄作用があり、口腔内に残っている食べかすと雑菌を唾液と共に洗い流してくれます。唾液には抗菌作用もあるため、雑菌の繁殖を抑えます。つまり、口腔内が問題の場合はガムを用いて口臭を解消できる可能性があります。

ただし、ガムを噛み続けていても口臭が改善しない場合は、重度の虫歯や歯周病、口腔乾燥症、または胃がんの可能性が高いため、医師の受診を検討してみてください。


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