おやつ不要論
「子どもにおやつ」は最悪
大人は三食でなくてよいというのはよく書いていますが、子どもだからといって無理に三食である必要性はありません。
農耕開始以降も欧米であれ日本であれ基本二食ですし、朝食べないと元気が出ないという人間は間違いなく糖質依存症だからです。
ただ成長において何か心配という親はいるのも理解できます。
たとえば我が家では娘がいますが、学校に行くときは一日2.5食程度です。…
朝は軽く食べ炭水化物も控えめに食べます(肉、魚、野菜中心)。
そして夜は普通に食べますがやはり炭水化物は控えめです。
間食自体があまりありません。
また休みの日は一日二食であり、ブランチと夕方くらいの食事となります。
これでそもそもお腹がすいてねだるということがほとんどありません。
途中で欲しがったとしてもするめ、オーガニックのハム、小魚乾きもの、海藻、ナッツ、無農薬の果物などを食べていますが、それで満足しているようです。
よく、子ども用のおやつを常に持ち歩き、子どもが求めるままに与えている母親を目にします。
それに、どうやら世の中では、10時と3時のおやつが当たり前になっているようです。
しかし、はっきり言って「子どもにおやつ」は最悪なのです。
よくここで勘違いしている親として、添加物が入っておらず白砂糖が入っていなければ、そのおやつは健康にいいという間違った人がいます。
栄養学的でも歴史学的でも述べるなら、間食でたとえ無添加無農薬だとしても、黒砂糖を使ったおやつを作って与えたり、無農薬の小麦お菓子を与えたりするのは体に悪いのです。
これらは確かに毒物は入っていませんが結局単なる炭水化物に過ぎず、栄養素と呼ばれるものは非常に少ないうえ血糖の急激な変動をもたらします。
また甘いという味がすることも問題です。
甘ければ甘いほど白砂糖が入っていなくても脳や衝動機構に問題が生じます。
子どもが肉や魚が好きであるのはある意味必然であり、そのための栄養素を欲しているからであって、野菜であっても好き嫌いが出やすいのはまた当然です。
果物に関しても最近の甘ったるい糖度が上がった果物ではなく、昔ながらの酸っぱさが混じった果物をあげたほうがいいでしょう。
我が家での全粒のいいパンを時々子どもにあげることはありますが、それは健康だけならあまりよくないと親が知っているのはとても大切なことなのです。
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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