大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

なぜなにどうする知覚過敏

2020年12月5日 大名歯科院長
この記事をFacebookでシェアする

知覚過敏は、病名というよりは症状名(現象)です。歯の中に神経があり、虫歯で歯に穴があけばそれは知覚過敏になっちゃいますね。大きくあけばよりしみますし、進行中だと穴が小さくてもしみます。虫歯にならず、虫歯の進行を止めれば知覚過敏は治っちゃいます。

食後すぐは、飲食物の酸で少し歯が弱っています。そこですぐに歯みがき粉(研磨剤入り)でゴシゴシみがくと歯が少しずつ削れます。削られれば、歯の中の神経まで近づいて知覚過敏がおきます。食後すぐや歯磨き粉もしくはゴシゴシを避けたら大丈夫です。

歯磨きのやり方で知覚過敏はおきますが、歯磨きしなさすぎても知覚過敏はおきます。ただし、ダラダラ食べたり飲んだり、口呼吸の時間が長かったりでプラーク(バイキン)がべっとり付きっぱなしの場所です。ご注意を。

酸で歯は溶けます。調味料、飲み物はほとんどが酸です。特に炭酸水や果物やドレッシングは強酸です。健康のためにやっていることが、実は歯に目茶苦茶悪いことで、結果健康を害してしまうということに…。ほどほどに。

歯ぎしりは歯に200㎏もの力をかけることがあります。意識して強く噛んでもこんなに力は入りません。そんな大きな力が歯にかかれば、歯にヒビが入ります。また歯がたわみ頭痛と同じような歯の中の神経への血行不良も生じます。歯はハードでもソフトにソフトに。


この記事をFacebookでシェアする

Copyright(C) 2013 OHMYO Dental Office All Rights Reserved.