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口臭の原因って?その間違った対処法!

2020年10月24日 大名歯科院長
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一日3回ちゃんと磨いているのに、デンタルリンスでこまめに口をゆすいでいるのに、口臭って気になる方いますよね。
実はこれらをやればやるほど、口臭はきつくなる場合があります。
お気を付けください。

口臭の原因は一般的に口の中のバイ菌やその毒素といわれています。
それらを抑えるため、ゴシゴシこすったり、強い洗口剤でやっつけたいと、思われるかしれません。
しかし、全滅はできないのです。
それどころか、善玉菌まで減らしているのかもしれません。

元は生命活動の代謝排泄物なので、生きている限り当然あるものだと諦めましょう。
それだけで心因性(思い込み)口臭症は治っちゃいます。
臭いトイレを掃除せずに強い芳香剤を置くがごとく、薬を口に入れることだけはやめましょう。
違う新たな問題が生じます。

口臭は生きている限りあります。
あることが前提となれば、それを安全に少しでも抑えることを考えましょう。
安全なもの、それはズバリ唾液です。
どれだけ口の中が汚くても、唾液ダラダラの方からは臭ってきませんね。

少しの菌でも唾液が少ないと口臭はします。
逆に菌が多くても上回る唾液があれば、口臭はしません。
つまり、菌が多いことよりも唾液が少なく保たれていないことが口臭の原因です。
赤ちゃんのように唾液を出し続けると、口臭は自然に気にならなくなりますよ。


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