最近パッケージに大きく書いてある「ノンシュガー」や「無糖」表示は、糖類が全く入っていないというわけではなく、糖類が0.5%未満に抑えられているというなんとも曖昧な表示です。決して完全無糖ではないのです。
しかし、これより悪質な表示があります。それは「砂糖不使用」です。これは砂糖、つまりショ糖が全く入っていないというわけではなく、加工段階で砂糖を使用していないというだけで、食品本来の成分に入っていても「砂糖不使用」表示が可能なのです。
これと全く同じことがいえるのが「食塩無添加」です。もう、お分かりですね。加工段階で食塩を使用していないだけで、元々含まれていてもそれは知らないということで、私の工場の段階では不使用で、無添加ですよと知らんぷりをしています。これらを確実に確認するためには、小さい字で書いてある栄養成分表示の「炭水化物」や「ナトリウム」を見る必要があります。是非、いちいち商品を手に取って、いちいち手首を返して確認しましょう。
また、「甘さ控えめ」や「塩分控えめ」「減塩」など、悪質ではありませんが最高にいい加減な表示もあります。メーカー独自の比較と味覚が判断基準になりますので、アテにしない方がむしろいいのではないでしょうか。
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広島県三原市の歯医者 大名歯科