0(ゼロ)と表示できる基準として、食品100g当たり(飲料の場合には100ml当たり)、次の基準値未満の場合には、0(ゼロ)と表示することができます。その対象は、たんぱく質 0.5g、脂質 0.5g 、飽和脂肪酸 0.1g、コレステロール 5mg、炭水化物 0.5g、糖質 0.5g、糖類 0.5g、ナトリウム 5mg、熱量(エネルギー) 5kcal。例えば、食品100g中にエネルギーを3kcalしか含んでいない商品の場合には、基準値である5kcal未満を満たしているので、表示上は0kcalと表示することも可能です。
国はここまでして飲食メーカーのために、カロリーや糖質をなんとなく隠蔽してイメージ良く売りやすくしております。
特に砂糖の類は、わずかでも入っていれば、知らず知らずになんかおいしいなと舌は十分反応してしまいます。
また、この軽い偽装の成分表示は、虫歯予防のために特に気を付ける必要があります。例えば、「無糖」缶コーヒーの0.5%未満の砂糖にも、虫歯菌は反応します。「無糖」表示に安心して、ダラダラ「無糖」缶コーヒーを飲んでいると、上の前歯の間と下の両奥歯の外側が虫歯になってしまいます。
ペットボトルや缶に入っているいわゆる加工された飲み物の「無糖」表示を信じてはいけません。信じていいのは自分で入れたコーヒーやお茶だけです。
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広島県三原市の歯医者 大名歯科