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希少糖ってなに?

2017年8月4日 大名歯科院長
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糖を摂ると体の細胞の酸化が進む。テレビや雑誌ですら、今や常識になっています。しかし、他方でスイーツやパスタやパンのグルメ?特集が情報として次から次へと流れてきます。

糖は元々希少です。量産体制が整ったのは5~600年前の世界の植民地で、奴隷プランテーション政策が敷かれた時です。また、代用糖の量産体制は60年前くらいからでしょうか。つまり、もはや希少ではなくなったといえます。

以下、希少糖サイトの渾身の普及説明文です。

「希少糖」とは、自然界での存在量が少ない単糖(糖の最小単位)や糖アルコールのことを指し、50種類以上あります。自然界の単糖はその多くがぶどう糖(グルコース)であり、ほかに果糖(フラクトース)などが多く存在しています。これらはエネルギー源として利用されたために生物の進化とともに大量に存在してきました。一方で、微量ながらも「プシコース(アルロース)」「アロース」といった様々な単糖もあり、これらが代表的な「希少糖」です。自然界に少ないことは、生物の進化の過程であまり必要とされてこなかったと理解されており、その存在の理由が謎でした。しかし、昨今これら「希少糖」には、現代人にとって役立つ様々な生理機能があることが解明されてきています。

日本でも既に市民権を得ている希少糖では、虫歯予防に効果があると認知されている「キシリトール」や、低カロリー甘味料として市販されている「エリスリトール」があります。これらの普及品は天然の糖類をもとに酵母による醗酵や還元反応を利用して工業的に作られた糖アルコールです。
また「プシコース(アルロース)」や「アロース」は人工的な大量生産がこれまで難しい希少糖でしたが、香川大学で生産方法についての研究が進み、新しい酵素の発見によって量産化に成功。そうして作られた素材をもとに、様々な機能についても日々研究されています。

色々、勉強になります。

広島県三原市の歯医者 大名歯科


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