大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
虫歯と甘味料の関係について
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
みなさま、こんにちは
広島県三原市インプラント予防歯科の歯医者です
スクロース(砂糖、ショ糖)を頻繁に摂取することで
う蝕(虫歯)を誘発することは広く知られております
それはミュータンス菌(虫歯菌)が
スクロースから水に溶けないグルカン(粘着性の高いバリア) を作ります
さらにそのバリアの中でスクロースから酸を産生し
歯を溶かして穴をあけるのです
これがグルコース(ブドウ糖)やフルクトース(果糖)では
酸は産生できますが、グルカンは作れません。
つまり、虫歯の一時的進行は生じますが
ショ糖を摂取しなければ継続的進行は起きにくいのです
さらにノンシュガーやシュガーレスで有名なパラチノース
トレハルロース、エリスリトール、ソルビトール、マルチトール
などなどは酸も産生しないのでこれ単独では虫歯になりません
そして最後にキシリトール
これは虫歯菌の栄養代謝を阻害し、摂取すればするほど
虫歯になりにくくなってしまう優れた甘味料なのです
キシリトールのダラダラ食いで虫歯を予防しましょう
Author Profile
- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
- 健康2024.11.30健診の「安心神話」に潜む危険:糖尿病予防の本質とは?
- 健康2024.11.29簡単!単純!糖尿病を自力で改善する方法
- 歯科2024.11.28犬歯が削れると危険信号!奥歯を守るためにできること
- 虫歯2024.11.27虫歯を削るだけでは治らない?本当の虫歯治療とは
この記事をFacebookでシェアする