大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

虫歯と甘味料の関係について

2011年2月6日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは

広島県三原市インプラン予防歯科の歯医者です


スクロース(砂糖、ショ糖)を頻繁に摂取することで
う蝕(虫歯)を誘発することは広く知られております

それはミュータンス菌(虫歯菌)が
スクロースから水に溶けないグルカン(粘着性の高いバリア) を作ります


さらにそのバリアの中でスクロースから酸を産生し
歯を溶かして穴をあけるのです

これがグルコース(ブドウ糖)やフルクトース(果糖)では
酸は産生できますが、グルカンは作れません。

つまり、虫歯の一時的進行は生じますが
ショ糖を摂取しなければ継続的進行は起きにくいのです 


さらにノンシュガーやシュガーレスで有名なパラチノース
トレハルロース、エリスリトール、ソルビトール、マルチトール
などなどは酸も産生しないのでこれ単独では虫歯になりません

そして最後にキシリトール
これは虫歯菌の栄養代謝を阻害し、摂取すればするほど
虫歯になりにくくなってしまう優れた甘味料なのです

キシリトールのダラダラ食いで虫歯を予防しましょう
 

広島中央インプラント予防歯科センター(三原市) 大名


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