「お口の健康」は「全身の健康」
みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です
以前、唾液には「バロチン」というアンチエイジングホルモンが含まれているという話を書きましたが、唾液の成分の中にはまだまだ重要な物質が多く含まれています。
最近、腸内の善玉菌を増やしたり、免疫力を高めるとされ注目されている「ラクトフェリン」。これは、唾液にも多く含まれ、その抗菌作用から「天然の抗生物質」と呼ばれています。
また唾液には、上皮成長因子と神経成長因子が含まれています。
上皮成長因子は、皮膚が傷ついたとき傷跡の修復を促す働きで、皮膚を活性化する機能と考えてよいでしょう。
神経成長因子は、神経細胞を活性化し、脳神経の機能を回復する機能です。
つまり、唾液には皮膚や脳の老化を抑えて若返りを促す働きがあると言えるのです。
このようにいろんな重要物質が含まれている唾液ですが、さらに老化の原因といわれる「活性酸素」とも深く関係していることをみなさんご存知でしょうか?
「活性酸素」とは、他の物質とくっついて酸化しやすい状態になっている不安定な酸素のことです。一般的にこの活性酸素が体内の物質を酸化させると、しわやしみなどの老化や、様々な病気を引き起こすと考えられています。
しかしそれだけではなく、歯周病がひどいと活性酸素が多いという研究報告や、ドライマウスで唾液の少ない人は、唾液中の活性酸素が多いという研究結果も出ているのです。
お口の健康を保つことは、全身の健康やアンチエイジングにも深く関係していることがわかります。
みなさん、歯が悪くなって、初めてお口のことを考え、仕方なく歯医者さんに行かれるのではなく、ご自分の健康と若さの維持のために定期的にお口の中のケアを心掛けてみませんか?
広島インプラント情報室(広島県三原市) 予防歯科 大名
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- 大名 幸一 Koichi Omyo
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