大名歯科院長ブログOHMYO BLOG
野菜スティックで味覚形成
この記事をFacebookでシェアする
この記事をFacebookでシェアする
みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です
赤ちゃんは、生後4カ月を過ぎたころから、自分の指や、手に持ったものを何でも口に運ぶようになります。
ですので、お母さんとしては赤ちゃんから目を離せない時期ですよね。
しかし、この行動を利用して、好き嫌いのない味覚形成とブラッシングの定着を狙える時期でもあるのです。
生後4カ月頃の赤ちゃんは、スティック状にカットした野菜を手に持たせると、自然と口へ持っていきます。
この時期はまだ歯も生えていないので、食べさせることが目的ではなく、野菜本来の味に慣れてもらうのです。ただ野菜スティックは折れますので、持たせるときには、必ず付き添って見守る必要があります。
このように早い時期から繰り返し野菜の味に親しませておくと、子供は自然に野菜好きになり、さまざまな味覚を知っていくのです。
この時期は、濃い味や甘いものは避けて、何でも食べられる味覚形成を優先させてあげるようにしましょう。
また、何でも口に運ぶこの時期は、ブラッシングの習慣づけにも適しています。
赤ちゃんの機嫌のいいときに歯ブラシを持たせてみると、何の抵抗もなく口に入れます。
歯を磨くのではなく、本物の歯ブラシに慣らしておくのが目的です。
磨くのではなく、しゃぶっているだけなので、口の中は傷つきませんが、野菜スティックと同様、必ず付き添って見守る必要があります。
赤ちゃんの特性を利用して、野菜好き、歯磨き好きの子供に育てましょう
“食育”は歯科医療を変える(クインテッセンス出版)より一部抜粋
広島インプラント情報室(広島県三原市) 予防歯科 大名
Author Profile
- 大名 幸一 Koichi Omyo
Latest entries
- 健康2024.11.30健診の「安心神話」に潜む危険:糖尿病予防の本質とは?
- 健康2024.11.29簡単!単純!糖尿病を自力で改善する方法
- 歯科2024.11.28犬歯が削れると危険信号!奥歯を守るためにできること
- 虫歯2024.11.27虫歯を削るだけでは治らない?本当の虫歯治療とは
この記事をFacebookでシェアする