大名歯科院長ブログOHMYO BLOG

「食育」は「歯育」から

2009年6月19日 大名歯科院長
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みなさま、こんにちは
広島県三原市予防インプラント歯科の歯医者です。

近年、さまざまな領域で「食育」の重要性が語られていますね。

テレビでも事あるごとに取り上げられて、あたかも「食育ブーム」のようです。


しかし、「食育」という言葉は、明治31年(1898)石塚左玄が「通俗食物養生法」という本の中で「今日、学童を持つ人は、体育も智育も才育もすべて食育にあると認識すべき。」と、記述があったり、
明治36年(1903年)には報知新聞編集長であった村井弦斎が、連載していた人気小説「食道楽」の中で「小児には徳育よりも、智育よりも、体育よりも、食育がさき。体育、徳育の根元も食育にある。」と記述されているなど、そのルーツは大変古い物だったのです。


「食育」の大切さは昔から知られていたわけですが、では私たちは、実際の生活の中で何をどう始めていったらいいのでしょうか?


そもそも
食育」とは、非常に幅広い内容を含んでいます。何を問題として「食育」に取り組むかは、取り組む人の問題意識によって違ってきます。


知っておいたり、経験しておいたほうが良い「食育」の範囲としては、大きくは、「食生活指針」の関係、「食の安全」に関すること等が含まれるようです。


「食生活指針」にあるような食生活を健康的に送るためには、まず「歯が健康である」ということが欠かせません。


つまり、健康な歯を作る「歯育」「食育」は非常に密接な関係にあるといえます。


歯科医療の観点からも「食育」をみなさんに伝えていくことは、歯科医師として今後、より一層重要な役割と思われます。

広島インプラント情報室(広島県三原市) 予防歯科 大名


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